住宅の購入を検討する際に、新築にするか、中古にするかは悩むところだと思います。
最近は特に中古物件を購入してリノベーションをするというケースがよくテレビや雑誌で取り上げられていて中古の魅力も着目されていますね。
それぞれにメリットとデメリットがあるのでその点を理解して納得のいく選択をしたいですよね。
今回は新築と中古のメリットとデメリットについて、ご紹介します。
新築のメリットとデメリット
新築のメリット
■満足感が得られる
新築に住むという満足感が得られます。気持ちの問題ですが、結構この点を重視する人は多いです。
■税制上の優遇を受けやすい
登録免許税の軽減など、中古に比べ税制上の優遇が多いです。
■保証の期間が長い
新築は全て住宅品質確保促進法により、構造上の主要な部分について欠陥が見つかった場合、10年間保証されます。
■設備等のトラブルが起きにくい
設備等は新品ですので、中古に比べ壊れにくいです。
■諸費用が安い
購入に関する諸費用は中古物件よりも安いです。
■コミュニティーに溶け込みやすい
新築物件の場合は、入居する全員が一からコミュニティーを築くのでコミュニティーに溶け込みやすいです。
新築のデメリット
■中古より高額
購入時の平均価格は新築の方が高い傾向があります。
中古の価格は新築の3分の2程度であることが多いです。
■購入前に部屋を確認できない
新築の場合はまだ建っていないことが多いため、購入前に建物や部屋を確認できないことが多いです。
■希望するエリアにあるとは限らない
人気のエリアだと用地が少ないことが多く、買いたいエリアに物件がないケースがあります。
中古のメリットとデメリット
中古のメリット
■新築より購入時の価格が安い
新築に比べると購入時の価格が安いです。また、価格の下落幅も小さいです。
■実際に物件を確認できる
中古だとすでに物件がある状態なので建物や部屋を購入前に確認することができます。
住んだときのイメージもしやすいですね。
■すぐに入居できる
すでに物件がある状態なので1、2ヶ月程度で入居ができます。
入居開始までが早いほど無駄な賃貸の費用が減らせます。
■ご近所の雰囲気が把握できる
すでにコミュニティーができあがっているため、どのような雰囲気なのかが把握できます。
■付帯設備が付いている場合がある
中古の場合、照明やエアコンなどの付帯設備がすでに付いていることもあります。
中古のデメリット
■維持費が新築より高い
古い物件だと不具合がでやすいため、修繕等の維持費が多くかかる傾向があります。
■保証期間が短い、保証がない場合がある
売主が個人の場合は、保証期間が2〜3ヶ月であることが多いです。
保証がない場合もあります。
■諸費用が新築に比べ高い
中古の場合は仲介手数料などがあるため、諸費用が新築よりも高くなります。
■コミュニティーに溶け込みにくい
すでにあるコミュニティーの中に入っていくことになるため、コミュニティーに溶け込むまでに時間がかかる場合があります。
まとめ
以上のように、新築にも中古にもメリットとデメリットがあります。
自分がイメージする理想の暮らしにはどちらが合っているのかという視点で検討すると良いかと思います。
安く買いたいから中古、リノベーションしてオリジナリティがある家にしたいから中古にするというのも良いですし、最新設備が付いている方がいいから新築、子供が生まれて新しいママ友のコミュニティーを作りたいから新築というのも良いと思います。
しっかりとイメージして後悔しない住宅選びをしていただければと思います。