家族にいびきがうるさいと言われる、自分のいびきで目が覚める、いびきが恥ずかしくて友達と旅行に行けないなど、いびきに関する悩みを抱えている人は多いかと思います。
いびきは周りの人に迷惑をかけるだけではなく、自分の睡眠の質を下げてしまうなど自分への影響もあります。
できることならいびきが改善できたらいいですよね。
今回はいびきの原因と対策をご紹介します。
いびきの原因とその改善方法
いびきの原因は1つではなく色々な原因が考えられます。
ここではいくつかご紹介させていただきます。
口呼吸をしている
まず原因の1つとなっているのが口呼吸です。
寝ているときに口で呼吸をしていると、舌が重力で落ちてきて気道が狭くなってしまい、いびきをかきやすくなってしまいます。
口呼吸はいびきの他、口が乾燥して口臭の原因となったり、ウイルスなども侵入しやすくなります。
この場合の対策ですが、寝る姿勢を横向きに変えると改善する可能性があります。
仰向けで寝ていると舌が重力で落ち気道が狭くなりますので、横向きに寝ることで気道を確保できます。
抱き枕などを使って横向きに寝れるようにするとよいでしょう。
疲労やストレス
疲労やストレスもいびきの原因の1つです。
疲れていると喉の周りの筋肉が緩みますので、舌が喉に落ち込み気道が狭くなります。
また、ストレスが溜まっている人は、ストレスにより呼吸が浅い状態になっており、脳が軽い酸欠状態になります。
すると、鼻呼吸だけでは酸素が足りないため、それを補うために口呼吸になりいびきをかきやすくなってしまいます。
この場合の対策は、まずは普段からストレスを溜め込み過ぎないようにすることです。
とはいえ、仕事や家事などで日々ストレスは溜まってしまうかと思いますので、溜まったストレスを定期的に発散することも心がけましょう。
眠る前のストレッチや、アロマや音楽、趣味で発散するのも良いと思います。
1日の仕事や家事が一段落ついた後や、週末の過ごし方を見直してみるといいかもしれません。
肥満
肥満もいびきの原因となります。
喉の周りに脂肪がつくと気道が狭くなりますし、寝る姿勢になるとさらに重力がかかるためより一層気道を狭くしてしまいます。
この場合の対策は肥満を改善するしかありません。
肥満はいびきだけではなく、その他いろいろな病気を引き起こすリスクがありますので、いびきの改善を機にしてダイエットをしてみるといいかもしれません。
アルコールの摂取
アルコールの摂取でも喉の周りの筋肉が緩みますので、気道が狭くなります。
さらに、アルコールの摂取は鼻づまりを引き起こす場合もありますので、そうなると口呼吸になりいびきをかきやすくなります。
対策としては寝る前の飲酒は控えましょう。
どうしても飲まなければならないときもあるかと思いますが、できれば寝る3時間前までに切り上げるとよいでしょう。
また、眠れないために寝酒をする人もいますが、寝酒をすると寝つきはよいのですが、眠りが浅くなり睡眠の質を下げてしまうのでおすすめできません。
まとめ
自分に当てはまりそうな原因はありましたでしょうか?
いびきは周りの人にも迷惑をかけますし、自分の睡眠の質にとってもよくありませんので、できることなら改善したいですよね。
上記のような原因を疑い、改善のために対策方法を試してみてはいかがでしょうか?
それでも改善しないようであれば、早めにお医者さんに診ていただくことをおすすめします。